湯沸かし器 10

前回、給湯器(これより湯沸かし器と呼ぶ)の設置についてかいた。今の湯沸かし器は殆どが電気を使って制御している、一番小さなキッチンのシンク傍に取り付ける、おっさんがガス屋にいる当時は都営住宅の大きな団地が有りキッチンにお湯の設備が無かった。皆入居してからの後付けに成っていた。小さいとは言っても幅250mm縦400mm奥行200mm位はあったから湯沸かし器から直接出てくる出湯口の長さを考えながら位置を決めていた。ところがシンクの真上に取り付けが出来ないのが殆どで例えば吊戸棚やパイプ棚等があるのだ。シンクの隣はガスコンロでコンロ直上は取付禁止なのだ。しかしお客さんはどうしても欲しいのだ。真冬に水洗いは辛い何とか取り付けてあげたい。コンロ直上がなぜ禁止か。当時小型湯沸かし器の場合ゴム管接続に成っていた。そのためコンロを使うとゴム管があぶられて火が付く恐れがある。また小型湯沸かしなどは解放型と呼ばれて部屋内の空気を使い部屋内に排気ガスを出す方式で他にもガスストーブなどある。この湯沸かし器の場合本体下部面から空気を取り入れ上部から排気をする方式でコンロ上に取り付けるとコンロから出る排気ガスを湯沸かし器が更に吸い込むことになり不完全燃焼を起こす、もともと建築設計上湯沸かしを設置すると見込んで設計が出来ていない構造なのだ。そこへ無理に取り付けようとするのである。湯沸かし器取付用にガス栓が無い。そこで湯沸かし器用ガス栓も増設するので。むろん水道栓も無いのでこれも増設する。そのため工事費が膨らんでくる。そこでお客さんともめるのだ。そんなことは聞いていない、そんなに工事費が高いと言われなかった等々、売る側は現場を見ていないので器具代と取り付け費のみしか説明していないのが多い。売上数字を伸ばすためにはお金がかかることは省く傾向にあり営業と現場ともめる原因がここにある。前に住んでいた人がガス栓や水道栓を残してあった場合この工事が不要になるので水道栓~先の接続管(金属フレキカン)料金の追加払いだけで済むのでそれは仕方ないと払ってくれるが。当時の都営団地は高速を走ったとき見るが未だに建物はあるがもう入居者はいないと思うが。おそらく建て替えのため皆引っ越しさせられていると思うが。

風呂釜も同じように当時の都営団地は5階建てが多く風呂釜の排気は煙突で壁の穴(中は煙道と言って1階から5回まで各階にある穴直径90mm)に差し込む方法で90mm以上は入らないようになっていた。湯沸かし器取付の設備は無かったが風呂設備はとりあえず出来ていた。しかしガス事業法と言う法律が有り煙突の(排気筒)太さで機器の能力が決められていて90mm用の風呂釜と言うのが殆ど無かった。お客さんはシャワー付きが欲しいというシャワー付きは90mmを超える排気筒に成り販売することが出来なかった。排気の入口が小さく排気ガスが漏れる恐れがあり危険だからと時間をかけ説明しあきらめてもらうのが多かったそういう家庭を見てみると大概中学高学年や高校生の娘さんのいる家庭が多かった。おっさんの小さい頃は薪を燃やして沸かす五右衛門風呂だったのでシャワーなんて知らなかったが自分が家庭を持ち暮らしも世間並みになってくると娘たちがシャワーを欲しがるのが良く分かったあれはシャワーの無い家庭の一種のあこがれだったのだろう、一時朝シャンと言う事が流行ったが今も続いているのだろうか?

そんなわけで公共の建物に入居するのはお湯一つでも大変だと言う事が良く分かる。現在はおそらく風呂場からキッチン迄給湯設備が出来ているのではないかと思うが。

小型湯沸かし器も進歩していて不完全燃焼防止装置がついて居たりお湯を出すと連動で換気扇が回ったりとか進んでいるようだ。また点火方式も変わって前は湯沸かし器本体の大きなつまみをゆっくり回してガッチャンと種火と言うものを付けてそれからればーを回して大きな火が付きお湯が出る方式だったが今電池が内蔵されていて大きなボタンを押すと点火と同時にお湯が出るようになっているらしいが。ガスコンロにも不完全燃焼防止装置が付いたり吹きこぼれでガスが消えても止まる仕組みが付いたり油温度が上昇しないようになっていたりと安全装置がいろいろあるらしいガス機器について事故が少なくなって大変良い生活になって来た。

都市ガスがまだ石炭を燃やしてガスを生成して送っていた時代はガス中毒と言う言葉が良く使われていたが天然ガスに代わりガス中毒と言う言葉が消えてきた。天然ガスではガス中毒にはならない、そういう成分が入っていないためだがガス漏れが起きるとガス爆発やガスが部屋に充満して酸欠事故はあるので注意するのは同じである。      次回に続く。

ボウリング

ボウリングについて書いているけどだんだん書くことが無くなってくる。前回レーンによりボウルの曲がり具合が違うようなことを書いた。それを見極めるのはおっさんには目で見てもわからない。放ってみるしかない、プロは目で分かるのだろうか毎回毎回投げる前に目を皿のようにして一投一投確認しながら投げているのだろうか。おっさんは一投一投がスコアに結び付くので無駄玉は放れないが。まず最初に同じフォーム同じ投球が出来ないのだからその方法はまだ無理か。ボウルを後ろに上げる高さもその都度違っているだろう。一人で行ってレーンについているビデオを確認しながら投げるべきか。今ストライクが入ったと言って全く同じに投げられないのだからしょうがない今投げたのと同じにと思いながら投げても違うのだ、どういうことだと焦る。スペアが全く取れないと時もある、なぜ、どおしてそこを狙ったのにそこへ行かずにそんな方へ行くのどおして紙一枚わざわざずれるのとこんなことの繰り返しだ。仲間と投げているとイライラがズーと続きまたイライラだ、3人総合点数制で隣のレーンと競争なので自分だけが低いスコアが続くとどんどん落ち込んできて余計スコアが下がってくる。あああああーーだ。一人で練習(いつになっても練習と思っている)していてもスコアが上がらないのに本番(ペア―)で投げる時上がる訳がない。とは言えそれでは困るのでひたすら一球一球ものすごく考えながら投げている。考えすぎか?

ラウンドワンでは最初準備体操してからシャドウボウリングを2回ばかりして練習ボウルを3人で10分間ぐらいある。そこで一投目にストライクが来ると(これが結構多い)次もストライクと意気込んで大概その一ゲーム目はだめで120~140ぐらいでドボンだ情けない。平均で160を目指しているのだが160は難しい。ひたすら練習なのだがお金もかかる大変だ。今まで80ゲームくらい投げていると思うが200越えは3回くらいしか覚えが無い。3ゲームに一度でも180越えが出れば平均160は楽そうだが。      次回に続く。

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