床暖房 7 (試運転)

現在、床暖房と呼ばれているものはおっさんが説明してきた温水式の床暖房の他に電気式のものがある。電気式はヒーターをフローリングの下に敷き込み過熱して床を温める方式で温水より施工が簡単に出来る。しかし、初期費用は安く済むが維持費が高い。新築でないと施工が難しい等、どちらもメリット、デメリットはある。設置するときは充分検討しなければならない。電気式の中にもエコキュートの熱源に使う室外機の上に組み込み,温水を作り循環させ床暖房に使う方式もある。マットはガス方式に使うものと同じものが使える。もちろん電気でお湯を作る。エコキュートは深夜にお湯を作りタンクに貯めているのを流しや風呂で使ったりあるいは追い焚きに使っているのに対し床暖房用は使用中は常に湯温が下がれば自動でお湯を沸かすので深夜に限らず使える。おっさんはガスやだったのでガス湯沸かし器を基準に説明してきたが燃料が灯油の場合の器具も当時は有ったが今もあるかは不明。この場合200リットル入りぐらいの灯油タンクを設置しそこから銅管で熱源機迄配管をしてお湯を作ってマットへ送り出し循環させている。灯油かガスかの違いで仕組みは同じ。

さて、試運転だが新築の場合外構工事は別にしても建物がすぐ使えるような状況でないと試運転は出来ないと思った方が良い。まず電気のブレーカーを押し上げ電気の来ていることの確認。水道の元栓バルブを開く。ガスメーターの元栓コックを開く(ガスに関しては安全装置があるのでガス会社でないと開けられない)ガスコンロ等で点火して来ているのを確認。本来電気も水道もガスも使用できるような状態になってからの試運転が望ましい。現場状況により設備業者以外の業者が作業中でも納期が一杯の時はやらなくてはならないときもある。

まず、各お湯が出る台所、洗面所、風呂場等の給湯蛇口が締まっていることを確認する。(冬場等は凍結防止のため管の中の水を抜くため栓を開けたままにしておくことがある、水道業者も水圧検査や通水検査等を事前にしている)浴槽の栓をする。熱源機下の配管カバーを開ける。本体カバーを開ける。(電気系統なので雨の時は避けた方が良い)ガスコックを開ける、水道の給水バルブを開ける。電源プラグを防水コンセントに差し込む。本体の電気系統の中に工事中に差し込んだコネクターに間違いが無いか確認する。自動試運転スイッチがあるのでそれを押す。これで自動で床暖房、浴室暖房乾燥機、風呂のお湯張り等を熱源機が勝手にやってくれる。同時に何件も処理することができる。自動試運転が完了するとOKランプが(グリーン)点く。以上で終わりだが確認作業がある。床暖房のリモコンが2ヶある場合Aのスイッチを押したとき図面のAが暖かくなるか間違ってBが暖かくならないか(熱源機のコネクターの差し替え)また、床の現在温度を測定し何分以内に何度迄上昇するかチェックリストへ記入する。浴室暖房も同じように温度測定する。換気扇も組み込んである為吸い込み風量も測定する(吸い込み風量を測定する専用機械がある)浴槽の水位も測定。給湯の水温測定もする(リモコンの設定温度と湯温に違いが無いか)リモコンは曲がっていないか等々。多くの事をチェックしなければならないので一人で点検は大変である。

床暖房の配管の水漏れは水圧検査でOK出ているがまれにこの後水漏れが見つかる時がある。しかも入居されてから分かる。それは何か。何件か処理するうち気が付いたのが、管の中をお湯(65度)が勢いよく流れたため管が膨張するそのあと収縮する。つまり床暖房を使う(膨張)止める(収縮)これを毎日繰り返していると今まで水圧検査の時で出なかった水漏れが発見されることがある。なぜか、大工さんは通常フローリングを貼る時m、根太の上にステップルなる釘で貼って行くのだがこの時点では絶対に管に傷が入ることは無いのだが時々あるのが床鳴りと言う床が歩くとキュキュと鳴く現象があるそのため大工さんは必ず指摘を受け直さないといけない。そこで鳴くところに見えないように細工をすることがある。その時ビス等を打ちフローリングに傷がつくのでそこも補修して分からなくすることがある。つまり打ってはいけない所にビスが入ったためたまたまその先に管が有りそれを傷つけそのビスやステップル等がうまく管の中心に収まっていると水の圧力検査では漏れが発見できない。この漏れた場所を探すのが大変で漏れた場所によるがマットの貼り替えが発生する。床暖房が余り世間で認知されていないときは結構あった。建売住宅よりは街場の工務店の方が多かった。今は聞いたことが無くなった。

試運転が終わりビルダーに引き渡してしまうと一応はおっさんの仕事は終わる。時々入居者宅へ行くことがある。床暖房が温まらないということが多い。ほとんどが使い方の説明で終わりだ。入居の時にガスのみ立ち合いが求められる。なぜか、ガスは勝手に使えるようにはなっていない。電気はブレーカーを上げれば使え、水は建物入り口近くに水道のバルブを開ければ使える。それぞれビルダーに引き渡すときにメーターの数字を一緒に電力会社や水道局に提出されるの入居時のメーター指針が分かるようになっている。ガスも指針は分かって届は出ているがガスを使ったことが無い人(オール電化)や入居先からガス種(プロパン)の違う器具を持ち込んでくることがあるのでその説明やら確認等がある為や使い方を間違えると危険性のある事等の注意事項を説明しなくてはならないようになっている。そのためガスメーターはガス屋さんだけ持てるそのための資格や特殊工具が無いとメーターが開かない。この時再度ガス漏れがしていないか漏洩検査も行っている。この時にガス器具に関しては使い方の説明をしないといけないことになっているが、ほとんどの入居者が引っ越し最中の説明なので忘れてしまうことが多いようだ。後日このようなことで呼ばれることも時々ある。設備器具に関しては全部説明書が入居者の手元に配られているのだが分厚い取扱説明書を読む人は少ない照明器具にしても普通10ヶ以上あるし化粧台にしても2台ある家も多い全部目を通すとなるととても大変で皆終いこんであと見ない家がおおい。

以上で床暖房その他に関しては終わりです。長々と書きました。読んでくれた人ありがとう。次回からは器具について少し知っている事書こうかなと思っています。

ボウリングの続き

近くに他のボウリング場があるので行ってみた。こちらはラウンドワンよりずっと古く昔からあるボウリング場で若い時は時々通った40年以上前のことだ。設備も今風になっている。しかし散々たる結果だった。3ゲームで平均111点である。普通の人の半分くらいの成績だ。すごいショックでスコア表を見たくなかった。まず、全然曲がらない、ストレートを放ると曲がるというつまりはおっさんの腕が悪いのだが。ラウンドワンが週一なのでこちらもしばらく週一で通ってみようかと思ってみたが。何回か行ってみて少しずつながら分かってきたことがある。つまりはレーンが違うということだ。あちらはあちらの投げ方、こちらはこちらの投げ方を工夫しなければいけないと言う事に気付き始めた。しかし曲がる人は曲がっているのにおっさんは曲がらない。腕の違いを見せつけられがっかりである。それからはどうすればストライクスポットにボウルを入れられるか本を読んだり(書き手によって違う投げ方を説明している)参考にはなるがいくつも読むと実践ではこんがらがって役に立たなかった。一人の人を手本にすればよいのかも?ユーチューブも見たやはりその人それぞれでどの人(プロ)を参考にしてよいかわからず手本通りには行かなかった。良いところだけか、まねしやすい処だけを取り入れて参考にしようと思った。これもまた難しくやはりおっさん流を作るしかないと思った。

しかし基本はプロも説明しているが大体同じ、でここはまねしようと思った。前にも書いたが一瞬の動作の中にいろいろ取り込まないといけない。これが頭の中と動きと体が重ならない。ゴルフをしたことないが似たようなものか。自分の思った所へボウルを放ることが出来ない。

最初にラウンドワンで貰ったテキストを再度見直し基本のボウルの握り方や助走の取り方や肩の上げ方等少しづつ頭と体に覚えこまそうとしないとスコアを上げることは出来ないのではと気づくようになった。ピンを見ずにスパットを見るとか押し出すように放るとか、ドーンと落とさないようにするとか。(2mくらい遠くへ放り投げ板が凹むのではという人が総数の2割くらいは居る。豪快で決るとピンがはじけ飛び見た目は良いが余り上手な投げ方とは思えない)やはり床面近くへ落とし静かに投げたいと思う。

放る時親指の向きが10時方向に向くよう投げるとある。これが9時に成ったり11時に成ったり上手くいかない。最終的には数をこなすことに結論が出る。でもこれっておっさんは時間はあるのだがこればかりに金を使いたくない。競馬や競輪をやる訳でも無いが。飲み会も随分と減ってしまったので余り使わないが何故か無駄使いをしているように家族に見られたくない。

このクラブでは3ゲームで○○円だがクラブ以外では2ゲームで○○円で次は投げ放題に成る。3ゲームパックとか5ゲームパックとかは無いので。投げ放題をやるならとても安いと思うが。遊びに余り使いたくないという気持ちがあるのでケチってしまう。でも数を投げないとスコアはアップしないだろうと。プロも言っているとにかく練習練習と。ただ投げているだけではだめと思うがいろいろ考えながら投げないと。今ストライクが入ったが今どのようなフオームで投げたのか記憶していないと同じに投げられない。何とも悩ましい次第である。

さてシャドウボウリングでもしてみるか。スマホかビデオで撮影してみようかな。投げ方がきれいに成ると思ったように投げられているような気がするが。違うかな?

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